シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

クアラルンプールでイスラム美術館に行ってみる

前から行ってみたかったイスラム美術館に行ってみました。 

私はイスラム教徒ではありませんが、宗教に関係なく自由に入場することができます。

 

場所はKLセントラル駅、クアラルンプール駅、パサール・セリ駅、マスジド・ジャメック駅などから徒歩圏内。マスジド・ネガラ(国立モスク)の奥に位置します。 

 

付近には国立モスク、ジャメックモスク、公立美術館などがあり、散歩コースには最適です。駅から徒歩で15~20分ほどかかるので、不安な人はタクシーがオススメです。

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青と白を基調にした凛とした佇まい

美術館の入口は青いタイルで装飾されており、上部のイスラム文字が気持ちを盛り上げます。入場料はRM14(約380円)、写真撮影はOKです。

中は空調が効いていてとても広く、モスクを彷彿とさせます。

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中央ホール天井のドーム装飾

美術館内は12のエリアに分かれており、世界各地のモスクのミニチュアや、イスラム教の歴史、コーラン、宝飾品、武器などが展示されており、イスラムの美しい文化を学ぶことができます。

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この部屋はコーランだけがひたすら展示されています

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びっしりと繊細な装飾が施されたコーラン

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よーく見ると黄色地の部分全面にコーランが書き込まれています

驚きなのはその装飾の緻密さ。少しのスキマも許さないぐらい、びっしりとアラビア文字で装飾が施されています。それもすべてのコーランに。

ものすごく几帳面で辛抱強いイスラム教の文化に気付かされます。

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厨二病をくすぐるハサミ

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アラビア語にも様々な書体があります

また幾何学模様が多様されていることもイスラム文化の特徴です。

モスクを訪れるとその端正なバランスに圧倒されます。

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Masjid Negaraの回廊

イスラム教というとどうしても怖いイメージを持つ人が多いですが、私の友人のイスラム教徒はみんなとても敬虔で親切です。お互いの文化を学び尊重することが大切だと改めて感じました。