シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

トゥアスリンクでタイガービール工場を見学してみる

シンガポールのビールと言えば「Tiger

その工場を見学できる(というより試飲ができる)ということで、「Tiger Brewery Tour」に行ってきました。

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Tiger Beer工場

まずはWebサイトで予約します。ツアーは13:00~17:00まで1時間ごとに開催されています。料金はオンライン予約で大人1名S$20(約1600円)

https://tigerbrewerytour.com.sg/

 

場所はシンガポールの果て、最西端の国境ゲートであるTuas Linkの近く。今回はMRTでJoo Koon駅まで行き、そこから182系統のバスに乗って向かいました。Joo Koon駅に着いて看板に従ってバスターミナルに行くと、182系統の乗り場があります。 

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Joo Koonから快適2階建てバスに乗り込みます

バスで揺られること約10分。「Asia-Pacific Brewery」バス停で下車すると、目の前が工場です。

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Tigerの看板を発見!

この工場、正確には「Asia Pacific Breweries Singapore (APB)」という会社で、Tiger、Heineken、Guinnessなどのビールを受託生産しています。

 

工場見学の受付に行くと、パスポートチェックがあり、入場タグのネックストラップと試飲チケット5枚が渡されます。そしてガイドさんに従って工場内を見学します。(所要45分)

 

...と言っても日曜日で生産ラインは停止中。工場内の空調も効いておらず、ガイドのお兄さんの説明も適当で、本当に工場を見学するだけでした。そして最後にビールの注ぎ方講座。これが終わるとお楽しみの試飲タイムです。

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入場者だけが見られるタイガーマーライオン

試飲タイムは初めにTigerの中ジョッキが渡され、2杯目からはサンプラーサイズのコップで好きなビールがティスティングでき、チケットと交換になります。(でもチケットのチェックがゆるいので、実質飲み放題でした)

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小さなコップで様々なビールが試飲できます

試飲できるビールは以下の通り。とっても豪華。

Tiger / Tiger White / Tiger Black / Tiger Radler
・Heineken
・Guinness
・Anchor / ABC / Baron's / Strongbow
・Archi Pelago Summer IPA / Seasonal
・Erdinger 他

タップはTiger / Heineken / Guinness / Erdingerのみ。あとはボトルか缶です。それでもS$20でこのラインナップは破格です。

 

最後にはお土産用に1人1本のボトルをもらい、大満足の試飲ツアーでした。(工場見学とは言っていない)

 

ちなみにビールクズ福田の視点で言うと、シンガポールでもクラフトビール(特にブリューパブ)が流行しており、この工場でも高品質なクラフトビールが生産されている点に驚きました。東南アジアは「この国はこのビール」というブランドが根強いのですが、それを覆すイノベーティブなブリュワリーが生まれそうな状況になっています。

 

あと、ツアー参加者がほぼ全員日本人だったのにはビックリしました。工場見学って、日本の文化なのかもしれませんね。ia Pacific Breweries Singapore