シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

クアラルンプールで青と白の世界に迷い込んでみる

私がクアラルンプールで一番オススメする観光地は「ブルーモスク」です。

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青空に輝くブルーモスク

正式名称は「Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz」

マレーシアで最大のイスラム教寺院です。

 

ブルーモスクに行くためにはKL Sentral駅から鉄道でShah Alam駅に向かいます。ただし、この鉄道がくせ者で、まったく時刻表通りに来ません。私が乗った時は、9:30頃に駅に到着すると次は9:54発の表示。しかし電車が来ず、表示が突然10:34発に切り替わり、結局10:20に電車が来るという状況でした。電車に乗れさえすれば40分ほどでShar Alam駅に到着します。

 

Shar Alam駅からはタクシーに乗ります。駅前で待っているタクシーに声をかけると10RM(約280円)で乗せてくれます。こういったところでボッタくりされないのがマレーシアのいいところ。タクシーに10分ほど揺られてブルーモスクに到着しました。

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モスクの入口は一面のタイルで装飾されています

ブルーモスクの特徴は、観光客がほとんど日本人であること(苦笑)
この日も9割は日本人、残りはフランス人でした。

 

およそ30分ごとに専属のガイドさんが案内してくれます。
女性は青色のヒジャブとローブをまとって出発。

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この日は私以外みーんな女性

モスク内は青と白のカラーに統一され、青空に映えます。

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モスクの回廊は総大理石です

メインドームは一面のアラビア文字と、イスラム十字のデザインで埋め尽くされています。

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メインドームの中には83の物語がアラビア語で書かれているそうです

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窓も壁もカーペットもすべてイスラム十字がモチーフになっています

お祈りをする人も観光客も少なく、静謐な雰囲気が漂っています。観光客が多いピンクモスクとは異なり、ゆっくりとモスク内を見て回ることができます。

 

この日は結婚式が開催されており、一緒に写真を撮ってもらえるサプライズも。

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気軽に撮影に応じて頂けました

とってもインスタ映えする素敵なモスクでした。

 

余談ですが、面白かったのがガイドさんのお話。10年ほど前に大病を患い、ヒンドゥー教からイスラム教に改宗したとのこと。それで病が治ったそうです。改宗によって名前まで変わってしまったそうですが、今は家族みんなで幸せに暮らしているとのことです。そんな改宗ができることにビックリです。

 

ちなみに周辺には飲食店が無いので、食事をとるには近くのショッピングモール「Alam Sentral」まで移動する必要があります。帰りはGrabを使うと便利です。ちなみにここからピンクモスクまでGrabで約1時間・70RMでしたので、モスクをハシゴするのもオススメです。

 

ブルーモスクはクアラルンプール中心部から少し離れているので観光コースには入れにくいのですが、観光客が少ない今のうちがチャンスです!