チャンギ空港でSIMカードを買ってみる
この空港で入国審査の長い行列に並ぶことはありません。混雑状況によって窓口の数が変動し、常に5分程度の待ち時間で通過することができます。
そして審査が終わる頃には預け入れ荷物を受け取れます。
このあたりの顧客体験は本当にスゴイ。日本の「効率化」とはずいぶん違いますね。
そして出口を出ると、まずは両替とSIMです。
しかしここはシンガポール。旅行者のニーズをしっかり理解してくれています。
両替所でSIMカードを売っているのです。
両替をして、そのままSIMまで購入。ムダがありません。
もちろん両替所以外にも通信会社のSIMカード売り場があるのですが、どうにも空港のSIMカード店員はやる気がない人が多く、両替所で買ったほうが対応が良いです。
今回もお気に入りのSingtelのSIMカードを購入しました。
Singtelはアジア最大の通信会社で、両替所はSingtelのSIMを売っています。
他にももう少し安い通信会社がいくつかあるのですが、Singtelは電波カバー率が高く料金もそれほど変わらないので、無理して他のSIMを探す必要はないと思います。
短期旅行者向けの7日間のSIMであれば、なんと100GBのデータ通信がついてS$15(約1250円)今回は長期間なので180日間有効+3GBデータ通信+S$38のプリペイド金額付きでS$38(約3150円)のカードにしました。
プリペイド金額のS$38は電話料金やデータ通信の追加に使えます。足りなくなった場合や期間を延長したい場合はアプリ+クレジットカードで追加できます。とっても分かりやすくて便利。
そしてもう1つ不思議だったのが設定方法。
マレーシアでSIMを買った時は、店員さんが設定をいじったり、設定用の番号に電話したりと複雑だったのですが、シンガポールではSIMを入れて端末を再起動しただけ。それで電話もデータ通信も使えるようになりました。
ちなみに日本やアメリカで同じような旅行者向けSIMを買おうとすると4000円で2GBぐらいです。SIMの世界でもシンガポールは先進国ですね。