ワンノースのBLK71に行ってみる
BLK71はシンガポール郊外にあるスタートアップ企業が多数入居するインキュベーション施設です。
元々は1970年代に建築された工業団地だったのですが、2011年に大学のインキュベート事業であるNUS Enterprise、政府のメディア開発局、大手通信キャリアのインキュベート事業であるSingtel Innov8の協力によってインキュベート施設に生まれ変わりました。現在は250のスタートアップ企業と30以上のアクセラレーターが入居し、シンガポールのイノベーション発信地となっています。
建物の廊下までは立ち入ることができ、多数のスタートアップ企業とアクセラレーターが立ち並んでいる様子を見ることができます。2階にはコワーキングスペースも設けられています。(ただし利用は入居者のみ)
敷地内のフードコートTimbre+では、ビールを片手に若手エンジニアたちがディスカッションしています。
元工場なので殺風景で、わざわざ見に行くほどの場所ではありませんが、シンガポールでビジネスをしていると必ず訪れる場所ではないかと思います。
ちなみに我々は7月にここでイベントを開催しました。事前にNUS Enterprise内で宣伝したにも関わらず、スタートアップ企業からの参加者は2名という散々な結果でした。まぁ我々の広報活動も力不足なのですが、思っていた以上に日本市場および日本企業への関心がないことに気付かされました...