シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

ペナンでシェアサイクル「LinkBike」に乗ってみる

週末にマレーシア中部のリゾート地、ペナン島に行ってきました。

街角で見つけたのはシェアサイクル「LinkBike」 

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Link Bikeのステーション

1年前、クアラルンプールでは街中のいたるところに「ofo」というシェアサイクルがありました。しかしまったく利用されておらず、残念ながら経営不振で撤退しました。マレーシアは自転車に乗る文化がなく、ただでさえ経営が難しいシェアサイクルには厳しい環境です。

 

ペナンのシェアサイクルもあまり使われていません。

ただ、ペナンは観光地が広く起伏も少ないので自転車が便利そうです。

さっそく乗ってみることにしました。


利用登録してみる

利用にはスマホとクレジットカードが必要です。

街中でLinkBikeを見つけたら、まずはスマホにアプリをインストールします。
AppStoreやPlayStoreでダウンロードしましょう。

続いて右下のプロフィールボタンから個人情報を登録します。
メールアドレス、氏名、電話番号、そしてクレジットカード情報です。

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インタフェースはシンプル

続いて利用パッケージを購入します。
料金は1日ごとの利用料金+時間による従量課金。
1日パス(24時間)は2RM+1時間あたり1RMの課金です。
例えば1日パスを買って3時間乗った場合、1日パス2RM+3時間×1RM=5RM(約140円)となります。
また30分以下の利用の場合は、何度乗っても無料です。

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ステーションの説明書き

50RMのデポジットが必要と書いてあったのですが、2019年5月時点では不要でした。

パスを購入した後、アプリで乗りたい自転車のQRコードをスキャンします。
1秒もかからずに開錠されました。


シェアサイクルに乗ってみる

ではさっそく乗ってみます。
シートの高さを調整し、いざペナンの街中へ!

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フォートコーンウォルス周辺でサイクリング

ちゃんとサスペンションもあり乗り心地は上々。
暑い日でしたが、風を切って走るのは気分がいいです。

自転車の走行帯があるところもあるのですが、
基本的にはバイクと一緒に車道を走ることになります。
広い道はちょっと注意が必要。

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分かりづらいですが自転車マークが路上にペイントされています

一時停車のためのワイヤーロックもついています。

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ハンドルの下にワイヤーロックが標準装備されています

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ワイヤーロックの鍵穴は...アカンやつや、これ。

ステーションはジョージタウンを中心に、西はガーニードライブ付近まであります。
アプリでステーションごとのスタンド数と空き自転車数が表示されます。
返却する際はこのスタンドに自転車をセットすれば、自動的にロックされて利用終了となります。

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ステーションごとにスタンド数と現在の自転車数が表示されます

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自転車だと観光客が行きづらい場所にも行けます。ここはJeti Jalan Gerejaフェリーターミナル

アプリのインタフェースもなかなか洗練された印象を受けました。

とてもいいシステムなのですが、利用状況を見ると厳しい感じ。

乗れるうちに乗っておきたいですね。