クアラルンプールで洞窟を探検してみる
クアラルンプール北部にある観光地、それはバトゥ洞窟。(Batu Caves)
巨大な鍾乳洞を利用した寺院で、とてもオススメの観光地です。
もともとはKL Sentral駅から直通電車が出ていたのですが、現在は直通運転が取りやめになっています。現在はKL Sentral駅から無料のシャトルバスでKTM Sentul駅(ややこしい)まで20分ほどバスに乗り、そこから鉄道に乗り換えて4駅でBatu Caves駅に到着します。けっこう面倒なので時間がない場合はGrabに乗ったほうが確実です。
駅を降りて5分ほど歩くと、巨大な仏像と階段がお出迎えしてくれます。
そう、この階段を登るのです。その数272段。しかもかなり急です。
以前は裸足にならなければいけなかったそうですが、現在は普通に靴で登れます。
ボランティアで工事用の砂が入ったバケツを運んでいる観光客もいます。
みんな途中で休憩しながら階段を登っていきます。
階段を登りきると1つ目の大きな洞窟があり、その先の2つ目の洞窟に祭壇があります。
こちらでお参りをしつつ休憩。
しかしバトゥ洞窟の本番はここからです。
階段を7割ほど登ったところの左側に脇道にそれる道があり、その先に「Dark Cave Tour」の受付があります。およそ20分ごとにツアーが出発しており、料金は1人35RM(約1000円) このツアーこそがバトゥ洞窟の醍醐味です。
現地ガイドがメインの洞窟とは別の洞窟を案内してくれます。日本と違う点は洞窟内が一切ライトアップされていないこと。ヘルメットと手持ちの懐中電灯を持って洞窟を進みます。
洞窟内では巨大な鍾乳石やコウモリなどを見ることができます。そして全員で懐中電灯を消して、真っ暗闇体験をすることができます。
電灯を消すと、目を開けても何も見えず、洞窟を滴る水音だけが聞こえてきます。いったい自分がどこにいるのか。上も下もわからなくなるような不思議な体験ができます。
ツアーはおよそ30分ほど。非日常を味わえるこのツアー、オススメです。