シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

シンガポールでシェアサイクルのofoに乗ってみる

oBikeの撤退により、シンガポールのシェアサイクル市場の覇者になりそうなのが「ofo」。この黄色い自転車をいたるところで見かけます。

 

ofoに乗るのは簡単。まずはアプリをダウンロードします。初回SMS認証に現地の電話番号が必要になります。そして初回利用はなんと無料。2回目以降からクレジットカードでプリペイドして乗ることになります。料金は30分でS$0.5(約40円)

 

アプリを起動すると近くにある自転車とパーキングが表示されます。アプリで「unlock」をタップし、乗りたい自転車のQRコードを読み込むと15秒ほどで開錠されます。

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ワールドカップ期間中なので、自転車がサッカーボール表示になってますね

ofoの特徴は、いろいろな自転車の種類がある点。変速機付きや、チューブレス式の自転車もあります。チューブレス式の自転車を見つけたのでさっそく乗ってみました。

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珍しいチューブレス式を発見!(全体の1割ぐらい)

チューブレス式は硬質ゴムと軟質ゴムを組み合わせた構造のタイヤで、日本でも研究が進んでいる技術です。ただ実用化されているのは初めて見ました。

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横から見ると中空になっています

乗ってみると、少しフワフワと上下に振動があります。そしてカーブや段差では、空気が抜けたタイヤのようなヌルっとしたズレ感があります。特にカーブ中にズレるとちょっと焦ります。これはまだ自動車やバイクには使えない感じ。

 

このofo、街中のいたるところで使われており、普段の足として市民権を得ています。実際に涼しい日に自転車を漕いでいるとかなり快適です。

 

このままシェアを守り切れるのか。日本でofoが普及する日は来るのか。(たぶん来る気がします) シンガポールでシェアサイクルの未来が始まっています。