クアラルンプールで高速道路に乗ってみる
マレーシアは高速道路網が発達しています。片側4~5車線は当たり前。サービスエリアも充実しています。マレーシアは左側通行で、日本も協力して高速道路を建設したため、道路標識の色や形も日本とかなーり似ています。
制限速度は郊外では110km/h。速度監視カメラがたまに設置されているものの、警察の取り締まりはほとんどなく、みんな好き勝手にスピードを出しています。Grabの運転手でも運転が荒い人から臆病な人まで様々です。
面白いのは料金所。大きく3種類のゲートがあります。
1つ目は「Smart Tag」、いわゆるETCの無線通信ゲートです。専用のポータブル通信機に専用のTouch'n Goカードを差して通過します。
2つ目は「Touch'n Go」、Suicaのような非接触カードです。電車と同じように料金所にある読み取り機にタッチして通過します。Touch'n Goカードにも様々な種類があり、ちょっと古いMyKadというカードも利用できます。
3つ目は有人ゲート。現金利用者と大型車向けです。
ゲートの割合は、Smart Tag:Touch'n Go:有人で、4:4:2ぐらい。
でもSmart Tagを通過する車は少数です。
料金は格安で、クアラルンプールから200km以上先のマラッカまで走って32RM(約900円)です。
ちょっと不思議なのは、高速道路に大型車がほとんど走っていないこと。たまに観光バスが走っている程度です。時間帯によっては大型車が通行禁止になるみたいですね。そのおかげか、高速道路の渋滞にはあまり遭遇しませんでした。
あと、車のフロントガラスにマクドナルドのシールを貼っている車をよく見かけます。
Grabに乗った時にこのシールが貼ってあり、シールの裏側を読んでみたところ、このシールが貼ってあるとドライブスルーでアップルパイなどのサイドメニューがもらえるそうです。
これは面白い宣伝方法ですね。
スタバなどがシールのデザインに凝れば、日本でも流行りそうな気がします。