シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

ポートディクソンの海で泳ごうとしてみる

ポートディクソンとは、クアラルンプールから最も近いビーチです。

地球の歩き方には「クアラルンプールから最も近く、地元民の憩いの場である」といった記載がされています。こりゃ行ってみたいじゃないですか。

 

行き方はKL Sentral駅から1時間ほど電車に乗り、Seremban駅からバスかタクシーで1時間になります。とっても行きづらい。

けっきょく友達と一緒にGrabに乗ることにしました。

 

Grabの運転手には「なぜポートディクソンに行くんだ?」「あそこには何もねぇ」「ハイビスカスって知ってるか? あそこにはハイビスカスしかねぇ」とさんざん不審がられました。「何もなくても俺たちは行きたいんだ!」と言いつつ頑張って走ってもらいました。

 

ポートディクソンの地域にはいると、途端にバイクの数がものすごく増えました。みんな125ccのスクーターですが、暴走族のような徒党を組み、高速の路側帯を逆走したり、ウィリー走行したり、やりたい放題です。

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ガソリンスタンドに群がるバイク小僧たち

気付くと、Grabの運転手がしきりに「ラビッシュ、ラビッシュ」と言い出しました。ちょうど前日の語学学校の授業で出たヤツだ! Rubbishとはゴミのことです。

 

運転手は「あいつらは全部ゴミだ!」「うるさいし、くさいし、邪魔だし、ゴミだらけだ!」「ゴミが多すぎる!」と連発。車内はひたすら大爆笑でした。

 

ポートディクソンに着くと、意外と海の家やお店がありました。メインビーチで車から降ります。確かに現地民のみなさんが海水浴をしています。みなさん普段着で、女性の方はヒジャブを被ったままで海につかっています。海水浴というより沐浴に近い感じです。

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やっとたどり着いたポートディクソンの海

我々も海に入ろうとしましたが、海の水が汚く、ちょっと入る気にはなれませんでした。けっきょく海沿いのピザ屋さんでピザを食べて早々に退散しました。

 

結論:ポートディクソンには何もない。(Grab運転手は正しかった)

 

 

ちなみに帰りはKL行きのGrabを捕まえられず、Seremban駅までGrabで行ってなんとか鉄道で帰りました。疲れた...