シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

プトラジャヤで電気バスに乗ってみる

マレーシアで人気の観光地、ピンクモスクに行ってきました。

f:id:dbic-sip:20180516013001j:plain

濃い目のピンクが特徴のモスク

場所はクアラルンプール国際空港から中心部に向かう電車の途中駅、プトラジャヤ駅からタクシーで10分ほどの場所にあります。

 

このプトラジャヤは、もともとクアラルンプールにあった政府機能の移転を目的とした計画都市です。街には日本で言う財務省運輸省法務省、裁判所などが整然と立ち並び、周辺は湖と緑に囲まれた美しい街です。

f:id:dbic-sip:20180516013012j:plain

首相官邸前から官公庁街を望む

ピンクモスクは正式名称プトラモスク(Masjid Putra)というイスラムスンニ派の寺院であり、バラ色の花崗岩を利用したピンク主体の色彩で彩られています。モスクなので基本的に肌の露出は禁止です。女性は赤色のローブを借りて入場します。

 

全体的に落ち着いたピンク色で、荘厳な雰囲気に包まれています。

f:id:dbic-sip:20180516013005j:plain

美しいメインドーム内の装飾

しかし問題なのは帰り道。

タクシー乗り場もバス停もありません。行きのタクシーに待っていてもらうか、Grabを使うかの二択です。

 

どうしようか悩んでいたら、ロータリーに路線バスが入ってきました。バス停はないのですが、バスの運転手に聞くと駅に行くとのこと。慌てて飛び乗りました。お値段1.5RM(約42円)

f:id:dbic-sip:20180516013015j:plain

Pure Electric Bus

なんとこのバス、フル電気自動車です。エンジン音が静かで、車内モニターにリアルタイムで電気使用量や回生エネルギー量が表示されます。とーーーっても遠回りして駅まで行ってくれました。電気代の元が取れているのかは謎です。

 

このプトラジャヤパーク&ライドも施行されており、マレーシアでは珍しいエコを意識した都市開発が進められています。