プトラジャヤで電気バスに乗ってみる
マレーシアで人気の観光地、ピンクモスクに行ってきました。
場所はクアラルンプール国際空港から中心部に向かう電車の途中駅、プトラジャヤ駅からタクシーで10分ほどの場所にあります。
このプトラジャヤは、もともとクアラルンプールにあった政府機能の移転を目的とした計画都市です。街には日本で言う財務省や運輸省、法務省、裁判所などが整然と立ち並び、周辺は湖と緑に囲まれた美しい街です。
ピンクモスクは正式名称プトラモスク(Masjid Putra)というイスラム教スンニ派の寺院であり、バラ色の花崗岩を利用したピンク主体の色彩で彩られています。モスクなので基本的に肌の露出は禁止です。女性は赤色のローブを借りて入場します。
全体的に落ち着いたピンク色で、荘厳な雰囲気に包まれています。
しかし問題なのは帰り道。
タクシー乗り場もバス停もありません。行きのタクシーに待っていてもらうか、Grabを使うかの二択です。
どうしようか悩んでいたら、ロータリーに路線バスが入ってきました。バス停はないのですが、バスの運転手に聞くと駅に行くとのこと。慌てて飛び乗りました。お値段1.5RM(約42円)
なんとこのバス、フル電気自動車です。エンジン音が静かで、車内モニターにリアルタイムで電気使用量や回生エネルギー量が表示されます。とーーーっても遠回りして駅まで行ってくれました。電気代の元が取れているのかは謎です。