クアラルンプールで政権交代を見てみる
歴史的な総選挙から一夜。
外務省からも注意勧告が出ており、私も自宅待機となりました。
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首相官邸があるプトラジャヤでは機動隊が出動したり、一部の地域で投票所のボヤ騒ぎがあったりしましたが、それほど大きな騒ぎにはなりませんでした。
マレーシアリンギットのレートも上昇しており、マレーシア国民は野党の勝利を落ち着いて受け入れています。
マハティール首相は過去20年にわたって政権を維持した経歴があるので、決して無茶なかじ取りはしないでしょう。そのあたりも支持を集めた理由と考えられます。
ただし御年92歳。力強い演説を聞くと信じられない御年ですが、長期の執務は困難でしょう。次の首相交代が新たなターニングポイントになりそうです。