シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

クアラルンプールでコワーキングスペースに行ってみる

クアラルンプール中心部にある「PAPER+TOAST」というコワーキングスペースに行ってきました。

f:id:dbic-sip:20180516015126j:plain

マレーシアで一番人気のコワーキングスペースです

有名なパビリオンというショッピングモールの向かいにあります。日本で言えば銀座三越前のような場所です。

 

ただし場所が非常に分かりづらく、Fahrenheit88というショッピングモールのグランドフロアにある、アヤシイ扉を開けて13A階までエレベーターで上がる必要があります。

f:id:dbic-sip:20180516015139j:plain

正面入口の左側にある通路を奥に進みます

f:id:dbic-sip:20180516015136j:plain

この扉をおそるおそる開くと...

f:id:dbic-sip:20180516015133j:plain

オフィス棟のエレベーターにたどり着きます

ちなみにマレーシアのエレベーターは「4階」表示が無く、例えば4階は3A階、24階は23A階と表示されます。華人系の方が4を好まないそうです。

 

このコワーキングはイベントスペースとフリースペースに分かれており、設備は日本のコワーキングと変わりません。ただドロップイン(1日利用)は私だけでした。1日あたり42.4RM(約1200円)という高額な利用料のせいでしょうか。

f:id:dbic-sip:20180516015128j:plain

ひろびろとしたコワーキングスペース

またこの運営会社では「ビジネスプラン構築支援」「マーケティング支援」といったスタートアップ企業へのサポートサービスが提供されている点が特徴です。

 

マレーシアでもコワーキングスペースが発達しており、全土におよそ100箇所のコワーキングスペースが存在し、その半数以上が首都クアラルンプールに集中しています。主に小規模事業者のシェアオフィスとして利用されており、利用料はおおよそ1か月あたり500RM(約14,000円)が相場です。

 

いわゆる「電源カフェ」としてのニーズはあまりないようで、ほとんどのスペースが18時でクローズし、1日だけ利用できるコワーキングスペースは限定的です。街中の少し高めのカフェであればWi-Fiと電源が用意されているので、そちらでこと足りているのかもしれません。