オーチャードでホウガンノキを見てみる
オーチャードの西側には高級住宅地が広がっています。この辺りを歩いていると、とっても気になる街路樹が目に飛び込みます。こいつです。
樹高20~30mぐらいの巨大な街路樹なのですが、地表に近い幹の部分にだけ、バレーボールぐらいの巨大な実ができています。実の表面は乾燥してガサガサした感じで、少し果物が腐ったようなニオイがします。
調べてみるとこの木は「ホウガンノキ」、まさに砲丸のような木の実ができるんですね。あまり食用には向いていないようです。
シンガポールは都心部でも緑が豊かで、オーチャードの住宅地でもリスやトカゲを見ることができます。オーチャードのこの辺りはなんと建ぺい率が20%!(土地の面積に対して建物を建てられる面積が20%)
土地が狭い国にも関わらず、この緑の多さを維持できているのは信じられません。都市計画の初期段階から自然環境を重視した街作りが徹底されているのは、シンガポールならではの光景だと思います。