シンガポールの電車マナー啓発が遠回しだと思ってみる
シンガポールの電車では、ロングシートの両端が優先席になります。
シートは堅いプラスチック製で、優先席は色が変わっています。
気になるのはその上のステッカー。「Show you care」、「気をつけてください」「気にしてください」といった意味ですね。
このキャラクターはシンガポール交通局が作ったもので、公共交通マナーの向上を目的としています。この子は一番よく見かける StandUp Staceyちゃん。
次に良く見かけるのが「Bags on floor makes more space」、「バッグを床に置くともっとスペースができるよ」といった感じ。(写真は後日追加予定)
こちらは「Giving way makes your day」、「道を譲ればよい1日になります」といった感じ。
「Your Thoughtfulness Makes A Better Ride」、「あなたの思いやりが良い交通環境を作ります」といった感じ。
...なんだかね、全体的に言い方が遠回しなんですよね。
英語だと「Offer Priority Seat」「Put your bags on the floor」といった直接的な言い回しになるかと思うのですが、やけに遠回し。なんでしょう、この感じ。
まぁシンガポールの電車は本数が多く、混んでいるとみんなが乗り込んでこないので、日本よりはよっぽど快適です。(体が触れ合うようなことはまずありません) みなさんもマナーが良いので、こういったキャンペーンが功を奏しているのかもしれませんね。