シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

シンガポールの電車マナー啓発が遠回しだと思ってみる

シンガポールの電車では、ロングシートの両端が優先席になります。

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Show you care

シートは堅いプラスチック製で、優先席は色が変わっています。

気になるのはその上のステッカー。「Show you care」、「気をつけてください」「気にしてください」といった意味ですね。

 

このキャラクターはシンガポール交通局が作ったもので、公共交通マナーの向上を目的としています。この子は一番よく見かける StandUp Staceyちゃん。

 

次に良く見かけるのが「Bags on floor makes more space」、「バッグを床に置くともっとスペースができるよ」といった感じ。(写真は後日追加予定)

 

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Giving way makes your day

こちらは「Giving way makes your day」、「道を譲ればよい1日になります」といった感じ。

 

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Your thoughtfulness makes a better ride

「Your Thoughtfulness Makes A Better Ride」、「あなたの思いやりが良い交通環境を作ります」といった感じ。

 

...なんだかね、全体的に言い方が遠回しなんですよね。

 

英語だと「Offer Priority Seat」「Put your bags on the floor」といった直接的な言い回しになるかと思うのですが、やけに遠回し。なんでしょう、この感じ。

 

まぁシンガポールの電車は本数が多く、混んでいるとみんなが乗り込んでこないので、日本よりはよっぽど快適です。(体が触れ合うようなことはまずありません) みなさんもマナーが良いので、こういったキャンペーンが功を奏しているのかもしれませんね。