シンガポールでSMUに行ってみる
シンガポール3大大学の1つ、SMU(Singapore Management University)に行ってきました。オフィシャルなレポートはこちら↓
https://www.dbic.jp/blog/b20180607sip/
シンガポールには名だたる名門大学があります。
1位:シンガポール国立大学 (National University of Singapore):NUS
泣く子も黙るNUS。街中でもNUSのシャツを着た学生をよく見かけます。国際大学ランキングでは22位、アジアでは堂々の1位です。
日本の東大にあたる大学ですが、東大の世界ランキングは46位(しかも年々下落中)アジア中の最も優秀な才能がシンガポールに集まっています。キャンパスは我々のオフィスと同じKent Ridgeにあります。
2位:南洋理工大学(Nanyang Technological University):NTU
日本で言う東工大。現地の人は「ナイアン」と呼んでいます。世界ランキングは52位。名前の通り理工系大学で、こちらはシンガポールの西部郊外にあります。
3位:シンガポール・マネージメント大学(Singapore Management University):SMU
そしてSMU。ビジネスに特化した教育が特徴で総合大学ランキングには載っていませんが、キャンパスが都心部にあり学生たちに人気です。また社会人向けのMBAコースや企業向けのトレーニングが充実していることも特徴です。日本で言えば一橋と慶応を足したような学校ですね。
数ある学部のうちSIS(School of Information Systems)のPatrick Thng教授とご縁があり、今回のプログラムを開催することができました。
このPatrick教授、我々は親しみを込めて「パトちゃん」なんて呼んだりしていますが、世界銀行の元CIOであり、イノベーションマネジメントにおける第一人者です。今回は「Lee Kuan Yew Global Business Plan Competition 2017」のファイナリスト2社にもお越し頂き、実際のスタートアップ企業の実情をお話いただきました。
さらにプログラムディレクターである三井幹陽さんも加わり、大学から見たシンガポールビジネスと、現場から見たシンガポールビジネスの現実を、実際の体験者を通しながら聞くことができるという、とんでもなくインタラクティブなセッションでした。この授業をたった10人で聞けるなんて贅沢すぎる!!
シンガポールのプレゼンテーションはすべて「We are...」ではなく「What is probrem?」から始まります。ビジネスは課題を解決するための手段なのです。そして日本では「こんなこともできるよねー」と語られている技術が、すでに形になっている。そこが大きな違いだと感じました。