クアラルンプールで選挙結果に驚いてみる
選挙日当日。
街は閑散としていました。中心街であるブキッビンタンやKLCCに行ってみたのですが、車や人が少なく、平穏でした。
5年前の総選挙では道路を埋め尽くすほどのデモがあったそうなので、ちょっと拍子抜け。ニュースを見ても特に大きな話題はありませんでした。
そして17時に投票締め切り、19時に開票開始。当初は与党優勢かと思われたのですが、22時頃に野党が逆転、そして日付が変わる頃に野党のマハティール元首相が勝利宣言しました。初めての政権交代です。
野党の公約通り、木曜日と金曜日は祝日になりました。また野党は消費税の廃止、中国依存体質からの脱却、TPPからの脱退などを公約に掲げています。
今回の選挙結果でマレーシア国民が変化を求めていることが明確になりました。マレーシアの発展が加速する歴史的な転換点になりそうです。