シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

クアラルンプールで「おバイク」に乗ってみる

クアラルンプールには自転車がありません。

 

まーーーったく見かけません。

 

クアラルンプールに住んで1週間経ちましたが、自転車を見かけたのは2~3回です。

 

代わりに見かけるのが「oBike」というシンガポールのシェアサイクル。街中のいたるところに整然と並んでいます。でも整然と並んでいる=誰も乗っていません。タイヤはヒゲがボーボー(製造時にできる空気穴が残ったまま)の新品だらけです。

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クアラルンプールの中心街ブキッビンタンのoBike

せっかくなので乗ってみました。

まずはアプリのインストール。SMS認証が必要で現地の電話番号が必要になります。続いてクレジットカード情報を登録します。以前はデポジットの支払いが必要だったそうですが、2018年4月の段階では不要でした。

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近くの自転車が表示されます(ちなみにこれはシンガポールの画像)

アプリで「Unlock」をタップし、近くにあるoBikeのQRコードを読むと、ほどなく開錠されます。15分あたり1RM(約28円)と格安。初回は無料です。

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自転車のQRコードを読み込むと30秒ほどで開錠されます

乗ってみると、ちょっと重めの自転車。坂道はけっこう大変です。


なにより大変なのが、他に走っている自転車がいないので、ルールがわからないこと。車道を走っていいのか? 歩道を走っていいのか?(※) 横断歩道を渡ってよいのか? けっこう不安になります。車道に路側帯が無いのでさらに怖い。

(※)あとで調べたところ、自転車は歩道走行禁止でした。


降車時はアプリに表示されているパーキングエリアに停め、ロックをかけてアプリを操作するだけ。とても簡単。

 

それにしても、蒸し暑い中で重い自転車を漕いだので汗だく。スコールも降るし、このあたりがマレーシアで自転車が普及しない理由かも。

 

ただし利用者が少ないということは、綺麗な自転車がたくさん揃っていて、利用しやすい状況です。そのうち人気になる...かもしれませんね。