シンガポールイノベーション日記

40歳で脱サラした元SEの日記

ジャカルタからパンタラ島を目指してみる

インドネシアの首都ジャカルタは、大気汚染や海洋汚染がひどく、市内を流れる川や海は真っ黒です。

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透明度0cmのジャカルタ市内の川(水が死んでます)

でも、こんなジャカルタから、たった2時間でエメラルドグリーンの海が見られるとしたら? 行くしかないでしょう!

 

ジャカルタから北西方向に、Pulau Seribuと呼ばれる島々があります。英語で言うとThousand Islands、日本人からはプロウ・スリブ/プラウ・スリブと呼ばれています。実際には108の小さな島々からなる諸島で、一部の島はリゾートとして開発されています。

これらのリゾートのうち、島が丸ごと1つのホテルになっているタイプのリゾートに行くためには、往復の船と宿泊がセットになったパッケージツアーを申し込む必要があります。本家の申し込みサイトはコチラ。

pulauseribu-resorts.com


でもこのサイト、インドネシア語なんです。やり取りが心配だったので、まずは日本語が通じる旅行代理店に問い合わせてみました。

プロウスリブ、ジャカルタ観光千の島リゾート旅行1泊2日(アニエール島・マチャン島・パランギ島・セパ島・プトリ島・パンタラ島)|インドネシア・ジャカルタの発、国内・海外パッケージツアー予約-パンダバス【ジャカルタ】

 

出発3日前に「セパ島に行けるか?」と聞いたところ「パンタラ島なら船が出てる」との回答をもらいました。


私は一人旅なので、本家サイトでRP3,290,000(約26,320円)、旅行代理店サイトでUSD400(約44,400円)と表示されていたのですが、旅行代理店からRP3,350,000+決済手数料でUSD253.72(約28,163円)との回答がありました。これなら本家サイトともほとんど変わらない!ということでそのまま申し込みしました。

 

インドネシア価格としてはちょっと高めですが、往復の船+1棟コテージ貸し切り+全食事付き+マリンアクティビティ+サンセットクルーズ付きと考えると、お得感があります。

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アンチョール港の一番奥にある22番乗り場 ここがツアーの受付です

集合時間は朝の8:00。市内のホテルからタクシーに乗ってアンチョール港に向かいます。この時に旅行代理店からもらった港内地図がとっても役に立ちました。グッジョブ。

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海の色が墨汁

集合場所は港の一番奥にある22番乗り場。出発までしばし待ちます。係員のお兄さんに「近くにATMは無いか?」と聞くと、バイクの2ケツで付近のATMまで送迎してくれました。もちろんノーヘル(苦笑)

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この船に乗ります 手前が2ケツしてくれたお兄さん

そして1つ大きな問題があります。
それは私は極度の乗り物酔いだということ。

ジェットコースターで体調不良になりますし、自分で車を運転していて酔うこともあります。沖縄の離島に行く時はいっつもマーライオンになっています。

そしてこの日は風が強くて波が高い。
...早くも苦いモノがこみあげます。

 

しかし、私も対策を練ってきました。乗り物酔いとは、視覚と三半規管の感覚のズレによるものらしい。ならば最初から最後まで目を閉じて寝るしかない。

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地獄のシェイキングタイムが始まります

シンガポールの空港で酔い止め薬を買い、それを2錠飲んで、高速船の最後尾席(一番揺れが少ない)に陣取り、ひたすら目を開けずに寝る。片手にはビニール袋を握りしめて挑戦です。

 

沖合はかなりの揺れ。
船内からはところどころマーライオンの鳴き声が聞こえてきます。
(でも目は開けない)
そしてひたすら耐えること2時間。
対策が功を奏し、気分が悪くならないままで船旅を終えることができました。

 

いよいよパンタラ島に上陸です。
(つづく)