ジャカルタで音楽フェス「We The Fest 2018」に参加してみる
さて、ジャカルタでどこに観光に行こうかなー、と思ってGoogle Mapを見ていたところ、妙なマークを見つけました。
音符のマークで「Jkt International Expo」という表示。なんじゃこりゃ、と思って調べてみると、どうやらタイミング良く「We The Fest 2018」、略してWTFという音楽フェスが開催されているようです。
Google Map、こんなリコメンデーション機能もできたんですね。他に行くところも無いので、突撃してみることにしました。
場所はジャカルタ中心部から北東方向にある国際展示場。電車やBRTでのアクセスが難しい場所にあります。1日入場券はRP600,000(約4800円)、ジャカルタの物価を考えるとちょっと高めです。来場者は地元の若者が9割、外国人観光客が1割といったところ。日本人はまったく見かけませんでした。
入口では厳重なセキュリティチェックがあります。インドネシアはテロが多いので、人が集まる場所では必ず荷物チェックされます。
入場すると、3ヵ所のステージ、多数の企業パビリオン、そして飲食ブースなどがあります。入場タグにトークンをチャージし、そのトークンで支払う仕組みです。チャージも支払いもすべてスタッフのスマホで処理されます。ちなみに1トークンがRP30,000(約240円)、ペットボトル1本が1トークン、ビール1缶が2トークンでした。
会場には賑やかなショップが並びお祭り気分です。夕方の16時頃から夜中の2時頃まで、休憩をはさみながらアーティストのステージが続きます。曲はインドネシア語と英語が半分ずつぐらいで、ヒジャブをかぶった女性たちもリズムに乗りながら盛り上がっています。
盛り上がっていたのがRAMENGVRL(ラーメンガール)という女性ラッパーのステージ。彼女以外にも様々なアーティストがステージに登場し、みんながそれぞれ自由に踊り廻りながら歌うんです。
特にカッコ良かったのがIqbaal Ramadhanという俳優さん。(上の動画に出てくる細身で黒のキャップをかぶった男性)見た目は大人しそうな感じのイケメンなのにノリノリで、会場からも大きな声援が上がっていました。
そして極めつけはCA$HMAREという曲で、なんとステージ上から紙幣をばらまくパフォーマンス! そら盛り上がるわ。
音楽は粗削りな感じもしましたが、観客を楽しませようとするエンターテイメント性がスゴかったです。日本でもきっとウケるはず。