バンコクでエラワンプームにお参りしてみる
バンコクのCentral Worldの斜め向かい、南東方向の角にエラワン・プームと呼ばれる祠があります。(日本人はエラワン・プームと呼んでいますが、Erawan Shrineが一般的なようですね)
仏教徒が多いタイにしては珍しく、ヒンドゥー教のブラフマー神を祭っている祠なのですが、バンコク随一の信仰対象としていつも賑わっています。
入場と参拝は自由。境内の売店で花と線香を買ってお参りします。神様の仏像が四方に4つの顔を持っているので、それぞれの顔に向かって順番にお参りするのがこちらの作法です。
入口には鳥かごに入ったスズメが売られており、そのスズメを買って解き放っている人も見かけます。これで罪を滅ぼす、徳を積むといった意味があるそうです。
実は2015年8月17日に無差別テロの標的になり20名の死者が出た現場でもあり、現在は警備員の姿も目立ちます。バンコクという街の中心部で、タイの人々の信心深い文化を知ることができる場所でもあり、いつまでも平和な場所であって欲しいと思います。